熊本市のPR動画で紹介されている名所の、渡鹿堰は加藤清正が築造したと言われている、堰(せき)です。
熊本水遺産に登録されている、渡鹿用水もあるから一度見に行ってみるべしっ!!
熊本市のPR動画(渡鹿堰のシーン)0:48
渡鹿堰(とろくぜき)とは?
渡鹿堰(とろくぜき)は、白川水系最大規模の堰(せき)で、慶長年間に加藤清正が築造したと伝えられています。
堰は、河川をせき止めて上流側の水位を上げる事により、水を溜めておいたり、用水路などへ水を取り入れる事を容易にしたり、計画的な分流を行ったりする役割があります。
現在の渡鹿堰は、1953年未曾有の豪雨による災害後、復旧した物です。
普通の堰は川の流れに対して直角ですが、渡鹿堰は斜めに突き出しています。
この堰から、取込み口である、一の井手・二の井手・三の井手と3つの開水路に分水しながら、農地を潤してきました。
現在は、熊本市南部の水田や、花卉等の用水約300haを灌漑(かんがい)しています。
また、渡鹿用水周辺は整備が進み、白川を沿って遊歩道のある公園になり、地域住民の方たちが散歩やランニングなどに利用されている姿も多く見られます。
渡鹿堰の場所は?
渡鹿堰公園(渡鹿六丁目公園)の目の前に、渡鹿堰はあります。
Googleマップ情報
熊本駅からのルート
駐車場
実際に行ってきた
渡鹿用水
渡鹿堰由緒書がありました。
渡鹿用水です。
渡鹿用水は、熊本水遺産に登録されています。
白川沿いに整備されている、遊歩道。
この日もランニングをしている方が、いらっしゃいました。
渡鹿堰
渡鹿堰といよいよご対面!!
川の流れに対して、斜めに配置されている堰です。
ゴォォォーーーという音と、水しぶきを立てながら、水が流れていきます。
操作室
渡鹿堰のすぐ横には、【渡鹿堰樋門操作室】もありました。
まだ新しくて、綺麗な建物でした。
白川
渡鹿堰でせき止められているので、上流のほうが水量が多くあります。
そして下流のほうは、水量が少くなっているように見えました。
渡鹿堰に行った時のTwitterでの投稿
いー天気。 pic.twitter.com/jWCOgRwPQB
— ほしだ🍥アドとSEOとリスを使いこなそうとしてる男 (@ho4da4) June 23, 2020
行ってきた感想
渡鹿堰公園周辺は、整備されたばかりという事もあり、全体的にとても綺麗でした。
白川の横幅いっぱいに配置されていた渡鹿堰は、なかなか迫力がありましたよ。
そして、この堰の原型が400年以上も昔に造られたかと思うと、とても不思議な気持ちになりました。
先人の知恵というのは、本当に凄いですね。
おすすめ度
★★★★★
周囲が綺麗に整備されていますので、見学もしやすいと思います。